【事務所概要】

OSAHIRO行政書士事務所
代表者  長賀部 博之
所属   愛知県行政書士会 中央支部所属
資格   行政書士:日本行政書士会連合会 第24192755号

所在地  愛知県名古屋市千種区菊坂町1-7-1
mail   ✉ お問い合わせ (初回面談は無料です)
休業日  土日祝・夏季・年末年始

特定技能「宿泊」とは?

特定技能「宿泊」とは?

近年、宿泊業界深刻な人手不足に直面しています。その解決策として注目されているのが、在留資格「特定技能」 を持つ外国人材の雇用です。この制度を活用することで、ホテルや旅館は、より幅広い業務で外国人材を活躍させることが可能になります。

特定技能「宿泊」

「特定技能」 とは、2019年4月に創設された新しい在留資格で、人手不足が深刻な特定の産業分野 において、即戦力となる外国人材 の受け入れを促進するためのものです。宿泊業もこの対象分野の一つであり、特定技能「宿泊」の在留資格を持つ外国人は、ホテルや旅館で以下のような業務に従事できます。

フロント業務
企画・広報
接客
レストランサービス

これらの業務に加え、ベッドメイキングなどの客室清掃 や、館内販売、備品点検などの関連業務も行うことができます。ただし、関連業務のみに専従させることは認められていません。

特定技能「宿泊」で雇用できる外国人材

特定技能「宿泊」の在留資格を取得するためには、以下のいずれかの方法で、技能日本語能力 を証明する必要があります。

<特定技能評価試験に合格>
 宿泊分野特定技能1号評価試験と、日本語能力試験(JLPT N4以上または国際交流基金日本語基礎テストA2以上)の両方に合格する必要があります。

<技能実習2号からの移行>
 宿泊分野の技能実習2号を良好に修了した場合は、試験が免除されます。

また、特定技能には1号と2号があり、それぞれで求められる技能レベルや実務経験が異なります。

<特定技能1号>
 宿泊業で即戦力として活動するために必要な知識または経験を有する人材。在留期間は通算5年まで。

<特定技能2号>
 宿泊施設で複数の従業員を指導しながら、宿泊サービスの提供業務に2年以上従事した経験を持つ、熟練した技能を有する人材。在留期間に制限はなく、家族の帯同も可能

雇用にあたっての留意点

特定技能「宿泊」で外国人材を雇用する際には、以下の点に注意が必要です。

<受け入れ施設の要件>
 旅館業法の「旅館・ホテル営業」の許可を受けている必要があります。風俗営業法上の施設や、同法上の「接待」をさせることは認められません。

<特定技能協議会への加入>
 国土交通省が設置する「宿泊分野特定技能協議会」に加入する必要があります。

<雇用形態>
 直接雇用のフルタイムに限られ、派遣やパートタイムは認められません。

<業務内容>
 「宿泊サービスの提供に係る業務」がメインで、関連業務は付随的に従事させる必要があります。

<適切な支援>
 外国人が安心して働けるよう、生活面での支援も必要です。登録支援機関に委託することも可能です。

<費用負担>
 特定技能外国人と費用負担についてしっかりと話し合い、合意する必要があります。

<定期的な面談>
 定期的な面談を実施し、問題の有無に関わらず、定期面談報告書を作成して、地方出入国在留管理局・支局から求めがあった場合には、いつでも提出できるようにしておく必要があります。

特定技能2号について

2023年秋に、宿泊分野でも特定技能2号が開始されました。これは、長年培ったスキルを持つ人材を継続して雇用できる機会であり、更なるサービスの質の向上や、外国人材のキャリアアップに貢献します。 2号の在留資格を得るためには、「宿泊分野特定技能2号評価試験」 に合格する必要があり、実務経験も必要になります。

まとめ

特定技能「宿泊」は、人手不足に悩む宿泊業界にとって、優秀な人材を確保するための有効な手段 です。制度を正しく理解し、適切な受け入れ体制を整えることで、外国人材は戦力となり、より質の高いサービスを提供できるようになるでしょう。

名古屋市のOSAHIRO行政書士事務所は外国人のビザ申請をサポートしています。ご依頼・ご相談などお気軽にお問い合わせください(初回面談は無料です)。

ご参考:ビザ申請ポイント

特定技能ビザは、外国人が日本で即戦力として働ける制度です。試験合格や職種適合など厳格な条件があり、申請ミスや不備があると不許可のリスクもあります。正確な手続きが成功のカギです! ビザ申請の概要や注意点をわかりやすくご紹介します。

OSAHIROブログ:特定技能

・育成就労から特定技能への移行

・特定技能の協議会とは?|加入時期、入会方法、適合確認審査

・特定技能「介護」とは?:二国間協定、特定技能協議会の手続き

・特定技能の外国人は転職可能?

・登録支援機関の義務的支援とは?

・特定技能 vs 技能実習|制度の違いを表で解説

・2025年最新|特定技能の職種一覧

・特定技能ビザ|2025年4月からの変更点

・特定技能登録支援機関の変更方法は?

・登録支援機関の申請要件について

・特定技能「建設」を徹底解説!

・特定技能「ビルクリーニング」とは?

・特定技能ビザから留学ビザへの変更|手続き、要件、注意点を徹底解説!

・特定技能試験を解説!

・特定技能ビザの更新方法を徹底解説!

・特定技能「製造業」とは?

・特定技能「介護」とは?|外国人を採用するための要件

・登録支援機関になるには? 申請方法から注意点まで徹底解説!

・特定技能「宿泊」とは?

・「技能実習」と「特定技能」の転職における条件と注意点を解説!

・「特定技能」外国人雇用の流れ

・「特定技能支援計画書」の記載方法は?

・「特定技能ビザ」と「就労ビザ(技人国)」の違い

・特定技能1号・2号の違いを踏まえた外国人採用の進め方

・「受入機関」と「登録支援機関」の違いは?

・特定技能「外食業分野」についてわかりやすく解説!

ビザ申請チャンネル(動画) :特定技能

・特定技能「介護」とは?

・特定技能の外国人は転職可能?

・特定技能制度|2025年4月からの変更点

・特定技能外国人の職種変更における主な注意点

・特定技能外国人の受け入れにおける登録支援機関の役割と責任

・特定技能所属機関による協力確認書の提出とは?

・特定技能1号から2号になるには?

・特定技能「工業製品製造業」分野とは?

・製造業特定技能協議会への入会は受入れ機関に必須か?

記事一覧へ戻る