
新事業進出補助金と中小企業成長加速化補助金の違いについて、2025年度の実施概要、具体的な適用例を基に解説します。
2025年度には、中小企業の新たな挑戦を支援 するための二つの主要な補助金制度(新事業進出補助金・中小企業成長加速化補助金)が設けられています。 これらの補助金は、事業再構築補助金の後継 として、中小企業が新たな事業領域に進出 し、成長を加速 させることを目的としています。 それぞれの補助金の目的、対象者、補助内容を理解し、自社の戦略に合った補助金を活用しましょう。
新事業進出補助金
目的
既存事業とは異なる新市場や高付加価値事業への進出 を支援します。事業再構築補助金の後継として、新製品やサービスの開発、新規市場への参入、企業規模の拡大と生産性向上を促進します。
補助対象者
中小企業および個人事業主で、新規事業に挑戦する事業者。
補助内容
◇ 補助率:1/2
◇ 補助上限額
従業員数に応じて異なり、750万円〜9,000万円。大幅賃上げ特例適用時は上限額が上乗せされます。
◇ 対象経費
建物費、機械装置・システム構築費、技術導入費、専門家経費、運搬費、クラウドサービス利用費、外注費、知的財産権等関連経費、広告宣伝・販売促進費など。
◇ 事業要件
3〜5年の事業計画を策定し、付加価値額、給与支給総額、事業所内最低賃金に関する要件を満たす必要があります。
スケジュール
2025年4月頃に公募開始予定。
適用例
◇ 機械加工業が半導体製造装置部品の製造に挑戦
◇ 医療機器製造技術を活かしてウイスキー製造業に進出
中小企業成長加速化補助金
目的
売上高100億円超 を目指す中小企業に対し、大胆な設備投資 を支援し、多様な経営課題 への対応をサポートします。
補助対象者
売上高100億円への飛躍的成長を目指す中小企業。
補助内容
◇ 補助率:1/2
◇ 補助上限額:5億円
◇ 対象経費:建物費、機械装置等費、ソフトウェア費、外注費、専門家経費
事業要件
◇ 投資額1億円以上(専門家経費・外注費を除く)
◇ 「売上高100億円を目指す宣言」をポータルサイトに公表
◇ 賃上げ要件
スケジュール
◇ 2025年3月:募集要領公開予定
◇ 2025年5月:申請開始予定
適用例
◇ 工場、物流拠点等の新設・増築
◇ イノベーション創出に向けた設備の導入
◇ 自動化による革新的な生産性向上
どちらの補助金を選ぶべきか?
新事業進出補助金
◇ 新しい市場や製品の開拓を目指す
◇ 個人事業主や小規模な中小企業
◇ スタートアップやアーリー期の企業
中小企業成長加速化補助金
◇ 売上高100億円を目指し、大規模な設備投資を行う
◇ 海外進出を考えている企業
申請の準備
◇ GビズIDプライムアカウントの取得
両補助金に申請する際、GビズIDプライムアカウントが必須です。
◇ 事業計画の策定
自社の成長戦略や目標を明確にし、具体的な計画を立てましょう。
まとめ
新事業進出補助金と中小企業成長加速化補助金は、それぞれ異なる目的と対象 を持っています。
自社の事業規模、成長段階、目標 に応じて、最適な補助金 を選択し、積極的な事業展開を目指しましょう。
名古屋のOSAHIRO行政書士事務所では、各種補助金の申請サポートを行っております。
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